「西馬音内盆踊りの夜」を香りで表現、ロウリュ専用アロマ誕生

「西馬音内盆踊り」の夜を香りで表現したロウリュ専用オリジナルアロマ『篝幻(こうげん)』が誕生しまいた。2026年5月1日より、当施設のフィンランド式蔵サウナ「bon-sauna U」のセルフロウリュにて利用がはじまります。

このアロマは、羽後町のアロマブランド「杉宮精香堂」赤石朝美氏との共同開発。踊り子の輪の中心で焚かれるかがり火の燻るような香りを起点に、西馬音内盆踊りの夜のイメージを調香していただきました。ロウリュの熱波とともに広がるのは、かがり火を彷彿とさせる重厚でスモーキーな香り。やがてその香りは、夜の静寂に溶け込むような、透明感あふれる神秘的な香りへと変化していきます。

西馬音内盆踊りのお囃子が流れるサウナ室や、銘酒「若返り」の仕込み水であり、踊り込みも振る舞われていた地下水の水風呂。編笠や藍染め浴衣をモチーフにつくられたサウナウェア。そして、西馬音内盆踊りの夜の香りのアロマロウリュ。

西馬音内盆踊りの世界観にどっぷりと浸りながら、ここでしかできない「ととのう」体験を。
みなさまのお越しをお待ちしております。

★サウナのみの利用も可能です


制作・調香
羽後町アロマブランド「杉宮精香堂」
赤石 朝美(あかいし ともみ) 氏

【Profile】
東京都内の百貨店アロマショップにて販売員を経験後、自身でアロマサロンを運営するなど、18年以上にわたり香りの業界に従事。2019年、「アロマを通じて地域に貢献したい」という想いから、秋田県羽後町の地域おこし協力隊に着任。3年間の任期中、町の資源を活かした香りの提案や活動に注力し、任期満了を機に羽後町アロマブランド「杉宮精香堂」を設立。長年培ったアロマへの知見と、羽後町の豊かな自然や文化を融合させ、日々の暮らしに寄り添う香りのかたちを追求し続けている。

西馬音内盆踊りの世界観を香りで表現したロウリュ専用ブレンドです。篝火に照らされる夜。編み笠に隠れた表情、そろりと運ばれる足元、そして静かに揺れる所作。現世とあの世が交わるような、幽玄で厳かな時間。その空気感を、ヒノキのサウナ空間と重なり合うよう設計しました。香りの核には、古来より祈りや儀式に用いられてきた樹脂系の精油を選定しています。フランキンセンス精油は「真の香」とも呼ばれ、古代より神殿や教会で焚かれ、人々の願いを天へ届ける香りとされてきました。ミルラ精油もまた神聖な儀式や防腐の場面で用いられ、静けさと深い余韻をもたらします。エレミ精油は心身を整え、内と外をつなぐような透明感を添えています。森林を思わせるサイプレス精油は、まっすぐに天へ伸びる樹の姿から「生と死」「神聖さ」とも結びつけられてきた存在。ベルガモット精油は、重くなりすぎないよう柔らかな明るさを与え、呼吸したくなる空気感を演出しています。そして本ブレンドの特徴として、篝火のニュアンスを表現するためにカデウッド精油を極微量使用しています。いぶしたような燻香が、ロウリュの蒸気とともに立ち上がり、夜の空気や巻き上がる砂埃の記憶を呼び起こします。西馬音内盆踊りは、七百年以上にわたり受け継がれてきた伝統の踊りです。衣装や踊りの所作は、親から子へ、さらにその先へと継がれ、特に「端縫い衣装」は一人前の証として大切に受け渡されていきます。編み笠で顔を隠し、篝火の灯りにうなじが浮かび上がる姿。一歩踏み出すようで引く独特の足運び。その一つ一つの動きには、言葉にできない艶やかさと、どこか異界を思わせる気配が宿っています。私はこの踊りに強く惹かれ、長年にわたり向き合い続けてきました。そして実際に踊り子として関わる中で、この空気、この時間、この想いを“香りとして残したい”と考えるようになりました。地域の人々が大切に守り続けてきたもの。そして、先祖と今を生きる人々が、篝火のもとで重なり合うような時間。本ブレンドは、その祈りや記憶、そして土地の空気を香りに重ねたものです。ロウリュの蒸気とともに広がる香りが、盆宿Uの空間に、静かで奥行きのある時間をもたらすことを願っています。

フィンランド式蔵サウナ『bon-sauna U』
定休日|水・木曜(1~2月は火・水・木曜)
場 所|秋田県雄勝郡羽後町西馬音内本町47 盆宿U内
TEL 0183-56-7615 MAIL u_info@admin
Instagram▶︎bon-sauna U @sauna.u.bon_yado

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